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【怖い話】失われた1年
31 :おさかなくわえた名無しさん :2005/06/27(月) 09:45:58 ID:vLg9Gq2N
2001年の秋
風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため西武新宿線のつり革につかまってた。
で、あたまがぐわんぐわんと痛くて、目を閉じて眉間にしわ寄せて耐えてた。
そこで記憶が途絶えて、気がついたら夕方で、あたりは見知らぬ景色。
買ったことない服着てて、髪染めたこともなかったのに茶髪になってた。
パニクって近くのラーメン屋に入って、ここどこと聞いた。大阪市の福島駅の近くで、時間が一年
近く経ってた。ケータイの種類が変わってた。アドレス帳には、「ま」とか「ひ」とか、一文字の
名前で電話番号が10程度あったけど、知り合いや実家の電話番号がない。
俺はなぜだか知らないがその知らない電話番号が恐ろしくて、川に捨てた。警察から実家に連絡した。
向こうもパニクってた。俺に捜索願が出てた。
とにかく、帰って、今もまだ月一で精神病院に通ってる。
仕事は元の会社には帰れないみたいだったので、今は派遣やってる。











2ちゃんねるより。
keroも丸2日間の記憶がすっぽり抜け落ちたことがあるのでこの恐怖はわかります。
月曜の夜寝て起きたら木曜の朝だったという…。
家族の話では「火曜・水曜は普通に生活していた」とのことでしたが。

紹介したお話は、記憶がない間の自分がまるでまったく他人のように生活していたことが怖い。
いったいどんな生活をしていたのか。
どんな人と関わって、どこで、何をして生きていたのか。
道を歩いていて、見知らぬ人に声を掛けられたら…




他人に体を乗っ取られたような気分:★★★★☆

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by kero-tama | 2011-11-17 09:45
【事件事故】女児ひき逃げ見殺し事件(動画)
中国で、車に轢(ひ)かれた2歳女児を通行人が見殺しする事件が起きました。

少し前に日本でも騒ぎになっていた動画です。
あまりに衝撃的で閲覧できない方のため事前に説明すると、

中国の、さして広くない道にヨチヨチと迷い出てきた2歳女児(王悦悦ちゃん)。
その正面からさして速度を出していないライトバンが現れ、急にスピードを出して前輪で女児を轢き、一旦停車してもう一度後輪でゆっくり轢く。
女児、大量出血で道の中央に倒れもがくも、行き交う人々は無関心に放置。
トラックがやってきて、再びゆっくり轢かれる女児。
ゴミ捨てに通りかかった女性が、荷物のように手荒く女児の腕を引っ張り上げるも、女児の体は人形のように崩れ落ちる。
女性は女児を引きずって道路脇のゴミ捨場に放置。
19人目の女性がようやく女児を助け起こす。

そしてベッドに横たわる包帯だらけの痛々しい女児の姿を映し、病室でレポートする中国のテレビクルー。

以上、内容を了承の上で閲覧ください。

■YouTube:[強國新聞] 兩車輾女童下半身 冷血行人路過不屑一願 (13/10/2011)


■ニコニコ動画:中国のひき逃げ。無関心な通行人。


1週間後、女児は死亡。
女児の両親は「娘は戻ってこない」と訴訟しないことを決めました。

被害者が生きている場合、死んだ場合に支払う金額の10倍にもなるので、中国では被害者の救護をしない、または、まだ生きている、助かったかもしれない被害者を殺すことがあるそうです。


中国の諺(ことわざ)に「一人で廟に入るな、二人で井戸をのぞくな」というものがあります。
一人で寺に入ると悪い坊主に騙され、殺されて金品を強奪されるかもしれないし、二人で井戸を覗くと相手に突き落とされるかもしれない。
中国では保身や利益のためには道徳がないがしろにされることが多いので、極端に他人を信用しない社会と言われているようです。

大陸は侵略の歴史だったため、生死がかかった生活で他人を信用できなくなったとも言われていますが、それならこの動画が世界の様々な国を驚愕させた理由になりません。
どこの国にも戦乱の歴史はあるでしょう。日本にもです。

近年経済大国として著しく成長した中国ですが、国が道徳教育を置いてけぼりにしたツケが、今になってじわじわと首を絞めているのかもしれません。

亡くなられた女の子に哀悼の意を捧げます。
そしてせめてこの事件が道徳心を呼び起こすきっかけになりますように。
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by kero-tama | 2011-11-06 12:00
【サブカル】本当は恐い?パワポケダッシュ
「パワポケダッシュ」は2006年にコナミから発売された、少年野球が題材のゲームボーイアドバンス用ゲームソフトで、小学3年生以降に習う漢字は使わない(または読み仮名を付ける)など、対象年齢は低くなっています。
コロコロとデフォルメされた絵柄の、一見ほのぼのしたゲームに見えるのですが、この「パワポケシリーズ」、内容は結構エグいという話です。




ネタバレ注意。
















「表サクセスモード」では、主人公(小学1年生)と一緒に野球観戦に来ていた父親が、ボールに当たっていきなり死亡
そこへ「野球仙人」なるものが現れ、父親を助けたければ5年以内に少年野球の全国大会で優勝するように、と無理難題なんだか脅迫なんだかわからないことを要求してきます。
父親の魂はボールに乗り移り、主人公はメンバー集め(メンバーが足りないと試合ができないためゲームオーバー)から始めるハメになります。
また、主人公が野球と関係ない行動(友達と遊ぶ、勉強をする等)を取ると「天国メーター」が上昇し、MAXになると父親が死んでゲームオーバーという、まさに人生を捨てて野球漬けの日常を送ることになる小学生主人公

特に凄いのは、主人公のガールフレンド候補として登場する南雲瑠璃花(なぐもるりか)。

瑠璃花は夜中に突然主人公宅の隣に引っ越してくるのですが、実は母親と夜逃げしてきたとのこと。
しかもその原因が、社長だった父親が会社を乗っ取られて借金残して病死し、前の家には住めなくなったから、というもの。
その後も借金取りに無茶な取り立てをされる瑠璃花を救おうと、主人公は「オレがプロ野球選手になって(南雲家の借金を)返す!」と大見得を切ります。
借金取りの男は昔、天才野球少年と呼ばれていましたが、ガンバーズというチームにボコボコにされて野球を諦めたという苦い思い出がありました。
男は主人公がそのガンバーズのキャプテンと知ると「今度の大会で優勝してみろ。それまで取り立ては待ってやる」と約束。
「オレが絶対に瑠璃花を守ってみせる!」と息巻く小学生主人公

奮起した主人公が大会で優勝すると、借金取りの男は「自分も仕事だから、ぼうずが大人になるまで待つ気はない」と言い置き、瑠璃花の家から取り立てをやめる代わりに瑠璃花の父親の会社を乗っ取った相手から取り立てるようになりました。
会社は瑠璃花の母親が継ぎ、プロ野球選手になるという主人公のために瑠璃花は「今度は私があなたの力になる」と主人公を支えるようになってハッピーエンド。


しかし、主人公が試合に負けて借金取りとの約束が果たせなくなると…


父親死亡。
瑠璃花とその母親は、借金取りの男にどこかへ連れて行かれてしまいます。



月日が流れたある日、主人公にどこか遠い島から瑠璃花の手紙が届きます。

○○(主人公の名前)、げんきでいますか?
母の仕事を手つだったりしていると、
やけに時間がたつのが早く思えます。
くるしいこともあるけど、
たいせつな思い出をかてに、なんとか
すごしています。
ケガた病気に気をつけて、野球せんしゅ
になれるよう、がんばってください。
きっと、いつの日か、またあなたと
であえる日をしんじて。


偶然か、それとも意図してか。
この手紙の1行目をタテ読みすると…


母(は)







で(て)


「 早 く 助 け に 来 て 」


となるのです。
連れて行かれた遠い島で、瑠璃花とその母親はどんな目にあっているのか。

それに気づいてか気づかずか、主人公は「早くプロ野球選手になって瑠璃花を迎えに行く!」と誓うのでした…。


これ、低年齢対応で小学生が主人公の少年野球ゲーム…?


普通の子供向け野球ゲームだと思ってたヨ:★★★★☆

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by kero-tama | 2011-10-23 11:14
【怖い話】きさらぎ駅
いつもどおりに乗った電車、異常な車内、そして見知らぬ駅。
助けを求めて2ちゃんねるに書き込んだ「はすみ」を待ち受けていたものは…













98 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:14
気のせいかも知れませんがよろしいですか?


99 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:16
取りあえずどうぞ

100 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:18
>>98
何がおきてるの?

101 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:18
先程から某私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです。


104 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:19
ふんふん

107 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:23
いつも通勤に使っている電車なのですが、先程から20分くらい駅に停まりません。いつもは5分か長くても7、8分で停車するのですが停まりません。乗客は私のほかに5人いますが皆寝ています。


108 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:23
もう、電車降りちゃったりしてないよね?

111 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:25
特急とか各停とかの違いじゃないの?

112 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:25
>>107
快速電車?

114 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:29
ご指摘通りに、乗り間違えた可能性ももあるかもしれませんね。もう少し我慢してみます。また、おかしいようであれば相談させていただきたいと思います。


115 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:35
とりあえず一番端っこの車両に行って
車掌を見に行ってみれば?

116 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:40
もし運転手がてんかんを起こしてたら大変だ。車掌室まで見に行ってこい!

118 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/08 23:44
まだ停まる気配がないのでちょっと見てきます。


126 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:00
ブラインドというか窓に目隠しがしてあって、車掌さんも運転手さんも見えませんでした。路線は静岡県の私鉄です。


131 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:02
>>126
窓をコンコンしてみたら?

137 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:08
窓を叩いてみたのですが返事はなかったです。


146 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:13
窓から外見えないの?
通過した駅の名前とか

153 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:19
トンネル出てから速度が少し落ちました。普段トンネルなんてないのですが。新浜松からの電車です。


156 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:23
停まりそうです駅みたいです。


157 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:24
まさか降りないよね?

160 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:25
今きさらぎ駅に停車中ですが、降りるべきでしょうか。聞いた事も見たことも無い駅なのですが。


162 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:26
ぜひ降りてみて

165 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:28
終点まで乗っててくれ

166 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:29
つーかもう発車してるっしょ

161 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:26
>>はすみ
何時の電車に乗ったの?

167 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:29
降りてしまいました。無人駅です。乗った電車は11時40分だったと思います。


168 :町田親衛隊 ◆VbT745avmg:2004/01/09 00:30
きさらぎ駅って、検索しても出ない・・・
っていうか、はすみ君の電車は一時間も走ってたのか。
じゃ、ほんとに風呂。

170 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:32
きさらぎ駅って検索引っかからないな…

176 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:34
戻ろうと思い時刻表を探しているのですが見当たりません。電車はまだ停車していますのでもう一度乗ったほうが無難でしょうか。と書いてるうちにいってしまいました。


181 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:36
近くに人のいそうな建物はありませんか?
寒いから体に気をつけてくださいね

182 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:36
駅から出てタクシーでも探してみます。ありがとうございました。


183 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:36
それがよかろう
気をつけてな

185 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:39
終電もとっくにすぎた無人駅の周囲に
はたして容易にタクシーがあるか甚だ疑問である

186 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:41
そしてはすみは二次元の世界の住人になったとさ

187 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:41
タクシーどころか、何もないところでした。どうしたら


190 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:43
>>187
駅員または近くにある交番へ ゴゥ!

191 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:43
とりあえず110番?

193 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:43
タクシー会社に電話するのは?

194 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:43
こりゃもうKへ行くしかないねぇ

195 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:44
近くに電話ボックスがあったら、電話帳でタクシー会社調べて電話だ

204 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:48
家に電話して迎えに来てくれるよう頼んだのですがきさらぎ駅の場所が両親にもわからないようです。地図で調べてから迎えに来てくれることになりましたが、なんか怖いです。


209 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:50
ほかの人はどうしたの?
降りたのは君だけかい?

213 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:52
>はすみさん
俺もネットで調べてみたけどきさらぎ駅って言う駅名が
出てこないんだ。新浜松周辺にいることは間違いないんですよね?
ヤフーで調べてみます

214 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 00:53
公衆電話は探したのですが無いです。他の人は降りませんでしたので、いま私一人です。駅名はきさらぎで間違いないです。


217 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:56
公衆電話は駅の敷地の外に有る場合もあるよ。

220 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:56
とりあえず駅を出てみたら?

221 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:57
今ちょっと調べたら、
って書いて、きさらぎって読めるのね。。。

225:あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:00
>>221
鬼駅かよ…
こぇぇ

218 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 00:56
ゲームオタなのか?ググったらゲームがでてきたが。

223 :携帯の人:2004/01/09 00:59
きさらぎ駅の前と次の駅名を書いて。書いてないとはいわせない。

229 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:01
ゲームって何のことですか。次の駅も前の駅も書いてないです。


249 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:08
線路を歩いて帰りましょう

256 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:11
今から走って追いかければ電車に追いつけるかも!

258 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:11
駅なんだから周りに民家くらいあるだろ

259 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:12
そうですね、パニックになっていて気が付きませんでした。線路に沿って歩きながら両親からの電話を待ちます。先程アイモードのタウン情報で調べてみたのですがポイントなんとかエラーってなってしまいました。早く帰りたいです。


261 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:12
>>257
ネタでもネタでなくても解決に向けて真面目に取り組む。

280 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:18
近くには本当に何も無いです。草原とか山が見えてるだけです。でも線路を辿っていけば帰れると思いますので頑張ってみます。ありがとうございました。ネタだと思われてもいいので、また困ったら相談してもいいですか。


283 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:18
>>280
いいよ
とりあえず気をつけてね

285 :町田親衛隊 ◆VbT745avmg:2004/01/09 01:19
いいよ~
携帯の電池切れにだけは気をつけて。今は命綱なんだからね。

286 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:19
>>280
方向間違えるなよ。
あと、トンネル内は気をつけろよ

296 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:22
何もない所で携帯の電波は届くのか?
駅から動かない方がいいと思うが・・・・

303 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:24
寒い夜、駅員がいない一人ぼっちの駅
もうすぐ電球も落ちて真っ暗になるかもしれんな・・・

304 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:25
線路はもっと真っ暗な罠。これからトンネルもあるんだろ?

305 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:25
それでも駅で夜明けを待ったほうが無難だったかもね・・・

308 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:26
こりゃやばいな

317 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:30
父親から電話があり、いろんな問答があってどうしても場所がわからないから110番しなさいと言われたので、多少抵抗はありますが今から電話して助けて頂く事にします。。


358 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:43
明るくなってからのほうが行動しやすいと思うんだけどな・・・

361 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:45
夜中に一人でじっと待てる?
見慣れない、奇妙すぎる土地で・・・

362 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:46
>>361
夜中に一人でトンネル通れる?
見慣れない、奇妙すぎる土地の線路で…

363 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:46
じゃあこんな寒い中見知らぬ夜道をずっと歩けるか?

380 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:55
110番して一生懸命現在の状況を説明したのですが、結局いたずらとだろと怒られてしまい、怖くなって謝ってしまいました。。


382 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:56
>>380
何で謝るのよ
もう今日はあきらめるぽ
始発を待とう

388 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:58
駅周辺はどんな様子?何がある?

386 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 01:57
遠くの方で太鼓を鳴らすような音とそれに混じって鈴のような音が聞こえているのですが、正直もうどうしたらいいのかわかりません


391 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 01:58
とりあえず駅に戻れハスミ
迷ったら最初の現場に帰るのが一番

395 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:00
今からはじまるんだよ・・・

396 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:00
太鼓と鈴の音・・・?
(´・ω・`) シャンシャンぽくぽく

400 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:01
祭りでもやってんだろ

401 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:01
嘘だと思われるかもしれませんが、怖くて後ろが見れません。駅に戻りたいのですが、振り向けません。


406 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:03
>>401
走れ。絶対に振り向くな。

420 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:08
もう駅に向っちゃいけないよ。
連れて行かれるからね。
とりあえずトンネルまで走れ!
意外と近いはずだから。

422 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:09
おーい危ないから線路の上歩いちゃ駄目だよって後ろの方で誰か叫んでいたので、駅員さんかと思い振り向いたら10メートル位先に片足だけのおじいさんが立っていたのですが、消えてしまいました。もう怖くて動く事ができません。


426 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:11
>>422
だから振り向くな。走れ

423 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:09
>>はすみんタン
落ち着いておにいたんの言うこと聞いてね?
その太鼓の音のなるほうに行ってみてネ
太鼓を叩いているものが居るはずだから

424 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:10
>>420
おまいははすみんをドコに連れてく気だ?

433 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:12
>>424
違うよ、ハスミンは今から連れて行かれるんだよ。
だから戻れるなら戻った方がいいんだよ。

428 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:11
なぜ片足だけなのに【おじいさん】とわかるんだ?

429 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:12
>>428
…片足がないおじいさんってことだろ

436 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:13
きっとその線路で轢かれて片足をなくして死んだおじいさんだね

435 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:13
もう歩けないし、走れないです。太鼓みたいな音が少しだけ近づいてきています。


445 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:17
>>はすみ
とりあえず夜明けを待て
明るくなれば怖くないよ

446 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:17
電車に乗ってりゃよかったんだよ

452 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:20
私はまだ生きてます。転んだ傷から血も出てるし、折れてしまったヒールもきちんと持っています。まだ死にたくないよ。


487 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:32
ま、ジッとしてても好転しそうな気配じゃないってことは確かなようだな

488 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:32
>>はすみん
とりあえずトンネルを抜けたら安全だと思うよ
トンネル抜けたらすぐ通報して保護してもらいなよ

492 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:35
家に電話しました。父から警察に電話してくれるそうですが、音がドンドン近づいてきます。


500 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:38
とりあえずその音が列車の音で無い事を祈るぜ
といってももう遅いかもしれんがな

516 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 02:45
何とか頑張ってトンネルの前まで来ました名前は伊佐貫となっています。音も近くなっているので勇気をだしてトンネルを抜けてみようと思います。葉純が無事トンネル出たらまた書き込みます。


520 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:46
>>516
がんがれ

522 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 02:47
これが最後だ。
電車も駅も既にない。
戻るところはない。
追う者もいない。
聞こえる音は自分が作り出している過去の幻だ。
トンネルの向こうへ走れ。
立ち止まったら、どちらの世界でもないところで嵌って呻吟するだけだぞ。

562 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 03:10
トンネルから出ました。先の方に誰か立っています。助言して頂いた通りにして正解だったようです。ありがとうございました。涙で顔がグシャグシャなので葉純がお化けに間違われてしまうかもしれませんね。


566 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:11
待て、はすみ!
逝くな!

569 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:12
止まれって!やばいよ、それ!

570 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:12
誰か立ってますってこんな時間にか?
それは妖しいって・・・

586 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 03:20
ご心配かけました。親切な方で近くの駅まで車で送ってくれる事になりました。そこにはビジネスホテルみたいなものがあるらしいです。皆様本当にありがとうございましたです。


588 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:21
はすみん 聞きたいことがあるんだ答えてくれ。
そこはどこなんだ。親切な人に地名を聞いてくれないか。

590 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:21
本当に親切なのか?
例より怖いかもしれないぞ

593 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:23
まぁ、あれだな。
で、そこはどこなんだYO!

596 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:25
ヤバいよその人!!
何でこんな時間に線路付近に居るんだ?
きっと死体かなんかを処分してて
はすみんに出会ったんだよ
逃げて!!

606 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 03:29
場所を聞いたら比奈だと言うのですが、絶対にありえない事だと思うのですが。


607 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:29
はすみん車から降りろ!

610 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:29
ごめんね、かすみん。比奈ってどこ?

621 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:36
不思議な話だ
こんな時間に線路から歩いてきた女の子を乗せる香具師が居たのか・・・
何してたんだその人

623 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 03:37
先程よりどんどん山の方に向かってます。とても車を置いて置く場所があるとは思えないのですが。全然話てくれなくなってしまいました。



627 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:40
こんな時間に起きてる香具師にろくなのはいない。

628 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:41
話してくれなくなったのは、ずっと携帯いじってるから
かな?

629 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:41
はすみん やばいやばいよ
親にはトンネル出て保護(?)されたと連絡したのか?

631 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2004/01/09 03:41
はすみさん
110誌手下さい
あなたの最後の書き込みになるかもしれません

635 :はすみ ◆KkRQjKFCDs:2004/01/09 03:44
もうバッテリーがピンチです。様子が変なので隙を見て逃げようと思っています。先程から訳のわからない独り言を呟きはじめました。いざという時の為に、一応これで最後の書き込みにします。







その後「はすみ ◆KkRQjKFCDs」が書き込んでくることはなかった…




2ちゃんねるより。
前回の話の元ネタとなった都市伝説です。

地名からでは実感が湧かない人が多いのではないかと思うので地図で補足してみます。
b0198972_1331843.jpg

「新浜松からの電車です。」
この一文によれば、はすみ氏が電車に乗った駅は遠州鉄道新浜松駅(静岡県浜松市)と思われ、車に乗ったという「比奈」付近にある駅は、岳南鉄道比奈駅(静岡県富士市)のみです。
その間、直線距離で約103km
はすみ氏が乗った電車は「きさらぎ駅」に到着するまで停車していませんが、「新浜松駅」から「比奈駅」へは乗り換えなしにはたどり着けません。

23:23「先程から20分くらい駅に停まりません」
00:25「今きさらぎ駅に停車中」
この書き込み時刻によれば、はすみ氏は23:00頃に電車に乗っており、それから1時間半ほどして「きさらぎ駅」で降りています。
しかし、遠州鉄道の終点「西鹿島駅」まで行ったとしても32分ほどで到着してしまいます。

00:29「乗った電車は11時40分だったと思います」
この一文が正しければ、はすみ氏は23:40に電車に乗ったことになっています。
しかも最初の書き込みはそれより過去の23:16に表示されています。

はすみ氏によれば、「きさらぎ駅」は「伊佐貫」というトンネルの先にありますが、実在しない地名のようです(過去に実在したかは不明)。
「いさぬき」=「イザナギ」とする説もありますが、地図を見ると「新浜松駅」と「比奈駅」の間に「伊佐布(イサブ)」という地名があり、「伊佐」を「貫く」トンネルという意味かもしれません。

ただ進行方向は「新浜松駅」→「トンネル」→「きさらぎ駅」or「比奈」となっているので、伊佐布にあるトンネルを列車が来た方向へ戻った場合、「比奈」方面は逆方向になります。
また「伊佐布」と「比奈」は直線距離で25kmほど離れています。


どこからどこまでが現実世界なのかわからない曖昧さに恐怖を感じます。
気が付かない内に日常から非日常への扉をくぐってしまったような。
トンネルを戻った先は現実世界だったのでしょうか。
だったとしても、はすみ氏の恐怖は終わらなかったようですが…。




非日常の扉はすぐとなりに:★★★★★

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by kero-tama | 2011-10-15 05:22
【謎怖】心当たり
953 学生さんは名前がない :2006/12/23(土) 07:06:01 ID:ZjEBDT320
いろいろ家庭の事情があって、東京で独り暮らししてたときだから
もう今から10年以上前の話なんだが、当時付き合ってた彼女とあまり
うまくいってなかった。なんていうか独占欲の強い女で、プライドと嫉妬が
とにかくすごい。俺の実家の妹にまでヤキモチを焼くくらいの女で、さすがに
ガマンの限界を感じた俺は、もう別れようと思ってたんだが、向こうには
俺と別れる気なんかサラサラないらしかった。ところが、ある晩、俺が部屋で独りで
のんびりしてると、いきなり部屋に彼女から電話がかかってきて、「あんたなんか私の
彼氏じゃないよね?」といきなり言い出した。急に態度を変えて妙なことを言う
女だと思って、俺もカチンときて、怒鳴り返してやろうと思ったんだが、何か様子が
おかしい。なんていうか、空元気というか、無理に強い態度をして、声の震えを押し
殺そうとしてる雰囲気がありありと感じられた。でも「何かあったのか?」と聞くと、
シラを切ろうとするんだよね。ただ「あんたは私の彼氏じゃないよね?」とだけ、何度も
ただ確認してくる。そこで俺はピンときた。俺と二股かけてた男がいて、どっちが
本命なのかと詰め寄られたんじゃないか、とね。だから俺は、彼女のそばで電話を
きいているヤツがいればそいつにも聞こえるようにと、「俺はお前の彼氏だよ!」と
でかい声で言ってやった。そしたら、電話口の向こうから「どうしてそんなことを
言うの!?」って声と大きな物音が聞こえて、それっきり電話が切れた。俺はすぐに
うしろめたくなって電話をかけなおしたが、電話は何度かけても繋がらず、
話し中のツーツー音しか聞こえなかった。

954 学生さんは名前がない :2006/12/23(土) 07:06:33 ID:ZjEBDT320
だんだん俺は自分のしたことが怖くなった。彼女が二股をかけてた男の怒りを買って
何か怪我でもさせられてるじゃ・・・。だとしたら俺のせいでもある。
どうにもじっとしてられなくなって、俺はすぐに自転車を飛ばして彼女のアパートに行った。
もう夜中で電車がなくて、彼女のアパートに着くのに自転車を一時間以上もこがなくては
いけなかったが、その事実はあとで俺を助けることになった。というのは、全てがもう
おそかったのだ。彼女のアパートには、もう警察やら野次馬やらが集まっていて、夜中なのに
うるさいくらいだった。そこから先は想像のとおりだ。俺の彼女は無残な死体で発見された。
となりの部屋の人が悲鳴を聞いて通報して、警察が部屋に踏み込んだら、もう・・・。
しかし、犯人らしき人物は見当たらず、俺自身がはじめは容疑者扱いされた。
たまたま俺が家を出るところを近所の人が何人も見ていたのと、電話の通話記録で、俺の
話が嘘じゃないのを信じてもらえて、やっと容疑者じゃなくなったくらいだ。
しかし結局、真犯人はみつからずじまいで、彼女の遺族はまだ俺を疑ってるらしい。
ただ、俺は、警察にも言ってない、犯人の心当たりが一人だけいる。
いくらなんでも誰も信じないだろうという心当たりが。もちろん俺も信じたくはない。





真相はコチラ。
















2ちゃんねるより。

語っている男性を仮にAとして。
彼女は犯人に「Aがお前の恋人なら殺す」と脅され、Aに確認の電話を掛けさせられます。
彼女はAに疎ましがられていたので「あんたは私の彼氏じゃないよね?」と聞けば「お前なんか彼女じゃない」と返してくれるのではないかと期待します。
しかし変に勘ぐったAは皮肉にも期待とは逆の返事をしてしまいます。
結果、彼女は犯人に殺されてしまいました。


しかし問題は、Aが犯人に心当たりがある、ということ。
その相手とは?




さらなる真相はコチラ。
















先頭を縦読みすると…

953 学生さんは名前がない :2006/12/23(土) 07:06:01 ID:ZjEBDT320
ろいろ家庭の事情があって、東京で独り暮らししてたときだから
う今から10年以上前の話なんだが、当時付き合ってた彼女とあまり
まくいってなかった。なんていうか独占欲の強い女で、プライドと嫉妬が
にかくすごい。俺の実家の妹にまでヤキモチを焼くくらいの女で、さすがに
マンの限界を感じた俺は、もう別れようと思ってたんだが、向こうには
と別れる気なんかサラサラないらしかった。ところが、ある晩、俺が部屋で独りで
んびりしてると、いきなり部屋に彼女から電話がかかってきて、「あんたなんか私の
氏じゃないよね?」といきなり言い出した。急に態度を変えて妙なことを言う
だと思って、俺もカチンときて、怒鳴り返してやろうと思ったんだが、何か様子が
かしい。なんていうか、空元気というか、無理に強い態度をして、声の震えを押し
そうとしてる雰囲気がありありと感じられた。でも「何かあったのか?」と聞くと、
ラを切ろうとするんだよね。ただ「あんたは私の彼氏じゃないよね?」とだけ、何度も
だ確認してくる。そこで俺はピンときた。俺と二股かけてた男がいて、どっちが
命なのかと詰め寄られたんじゃないか、とね。だから俺は、彼女のそばで電話を
いているヤツがいればそいつにも聞こえるようにと、「俺はお前の彼氏だよ!」と
かい声で言ってやった。そしたら、電話口の向こうから「どうしてそんなことを
うの!?」って声と大きな物音が聞こえて、それっきり電話が切れた。俺はすぐに
しろめたくなって電話をかけなおしたが、電話は何度かけても繋がらず、
し中のツーツー音しか聞こえなかった。

954 学生さんは名前がない :2006/12/23(土) 07:06:33 ID:ZjEBDT320
んだん俺は自分のしたことが怖くなった。彼女が二股をかけてた男の怒りを買って
か怪我でもさせられてるじゃ・・・。だとしたら俺のせいでもある。
うにもじっとしてられなくなって、俺はすぐに自転車を飛ばして彼女のアパートに行った。
う夜中で電車がなくて、彼女のアパートに着くのに自転車を一時間以上もこがなくては
けなかったが、その事実はあとで俺を助けることになった。というのは、全てがもう
そかったのだ。彼女のアパートには、もう警察やら野次馬やらが集まっていて、夜中なのに
るさいくらいだった。そこから先は想像のとおりだ。俺の彼女は無残な死体で発見された。
なりの部屋の人が悲鳴を聞いて通報して、警察が部屋に踏み込んだら、もう・・・。
かし、犯人らしき人物は見当たらず、俺自身がはじめは容疑者扱いされた。
またま俺が家を出るところを近所の人が何人も見ていたのと、電話の通話記録で、俺の
が嘘じゃないのを信じてもらえて、やっと容疑者じゃなくなったくらいだ。
かし結局、真犯人はみつからずじまいで、彼女の遺族はまだ俺を疑ってるらしい。
だ、俺は、警察にも言ってない、犯人の心当たりが一人だけいる。
くらなんでも誰も信じないだろうという心当たりが。もちろん俺も信じたくはない。

妹が俺の彼女を殺した
本気で言う話だ
何度も言おうとした
話したい



Aが一人暮らしをすることになった「家庭の事情」とは?
もしかしたら妹の執着から逃れるためだったのかも。
妹が犯人という確証を得たAは、秘密の重圧から解放されたくて書いたのでしょうか。




それにしても見事な縦読み:★★★★☆

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by kero-tama | 2011-09-24 08:52
【怖い話】かんかんだら4-由来
1:発端 2:異形 3:異常 4:由来

俗称は「生離蛇螺」/「生離唾螺」
古くは「姦姦蛇螺」/「姦姦唾螺」
なりじゃら、なりだら、かんかんじゃら、かんかんだらなど、知っている人の年代や家柄によって呼び方はいろいろあるらしい。
現在では一番多い呼び方は単に「だら」、おっさん達みたいな特殊な家柄では「かんかんだら」の呼び方が使われるらしい。

もはや神話や伝説に近い話。

人を食らう大蛇に悩まされていたある村の村人達は、神の子として様々な力を代々受け継いでいたある巫女の家に退治を依頼した。
依頼を受けたその家は、特に力の強かった一人の巫女を大蛇討伐に向かわせる。

村人達が陰から見守る中、巫女は大蛇を退治すべく懸命に立ち向かった。
しかし、わずかな隙をつかれ、大蛇に下半身を食われてしまった。
それでも巫女は村人達を守ろうと様々な術を使い、必死で立ち向かった。

ところが、下半身を失っては勝ち目がないと決め込んだ村人達はあろう事か、巫女を生け贄にする代わりに村の安全を保障してほしいと大蛇に持ちかけた。
強い力を持つ巫女を疎ましく思っていた大蛇はそれを承諾、食べやすいようにと村人達に腕を切り落とさせ、達磨状態の巫女を食らった。
そうして、村人達は一時の平穏を得た。

後になって、巫女の家の者が思案した計画だった事が明かされる。
この時の巫女の家族は六人。

異変はすぐに起きた。
大蛇がある日から姿を見せなくなり、襲うものがいなくなったはずの村で次々と人が死んでいった。
村の中で、山の中で、森の中で。
死んだ者達はみな、右腕・左腕のどちらかが無くなっていた。

十八人が死亡。(巫女の家族六人を含む)
生き残ったのは四人だった。


おっさんと葵が交互に説明した。

伯父「これがいつからどこで伝わってたのかはわからんが、あの箱は一定の周期で場所を移して供養されてきた。その時々によって、管理者は違う。箱に家紋みたいのがあったろ?ありゃ今まで供養の場所を提供してきた家々だ。
うちみたいな家柄のもんでそれを審査する集まりがあってな、そこで決められてる。まれに自ら志願してくるバカもいるがな。

管理者以外にゃかんかんだらに関する話は一切知らされない。付近の住民には、いわくがあるって事と万が一の時の相談先だけが管理者から伝えられる。
伝える際には相談役、つまりわしらみたいな家柄のもんが立ち合うから、それだけでいわくの意味を理解するわけだ。今の相談役はうちじゃねえが、至急って事で昨日うちに連絡がまわってきた。」

どうやら一昨日Bのお母さんが電話していたのは別のとこらしく、話を聞いた先方はBを連れてこの家を尋ね、話し合った結果こっちに任せたらしい。Bのお母さんはオレ達があそこに行っていた間に、すでにそこに電話しててある程度詳細を聞かされていたようだ。


葵「基本的に、山もしくは森に移されます。御覧になられたと思いますが、六本の木と六本の縄は村人達を、六本の棒は巫女の家族を、四隅に置かれた壺は生き残られた四人を表しています。
そして、六本の棒が成している形こそが、巫女を表しているのです。

なぜこのような形式がとられるようになったか。箱自体に関しましても、いつからあのようなものだったか。私の家を含め、今現在では伝わっている以上の詳細を知る者はいないでしょう。」


ただ、最も語られてる説としては、生き残った四人が巫女の家で怨念を鎮めるためのありとあらゆる事柄を調べ、その結果生まれた独自の形式ではないか…という事らしい。柵に関しては鈴だけが形式に従ったもので、綱とかはこの時の管理者によるものだったらしい。

伯父「うちの者でかんかんだらを祓ったのは過去に何人かいるがな、その全員が二、三年以内に死んでんだ。ある日突然な。事を起こした当事者もほとんど助かってない。それだけ難しいんだよ。」

ここまで話を聞いても、オレ達三人は完全に置いてかれてた。きょとんとするしかなかったわ。

だが、事態はまた一変した。

伯父「お母さん、どれだけやばいものかは何となくわかったでしょう。さっきも言いましたが、棒を動かしてさえいなければ何とかなりました。しかし、今回はだめでしょうな。」

B母「お願いします。何とかしてやれないでしょうか。私の責任なんです。どうかお願いします。」

Bのお母さんは引かなかった。一片たりともお母さんのせいだとは思えないのに、自分の責任にしてまで頭を下げ、必死で頼み続けてた。でも泣きながらとかじゃなくて、何か覚悟したような表情だった。

伯父「何とかしてやりたいのはわしらも同じです。しかし、棒を動かしたうえであれを見ちまったんなら……
お前らも見たんだろう。お前らが見たのが大蛇に食われたっつう巫女だ。下半身も見たろ?それであの形の意味がわかっただろ?」

「…えっ?」
オレとAは言葉の意味がわからなかった。下半身?オレ達が見たのは上半身だけのはずだ。

A「あの、下半身っていうのは…?上半身なら見ましたけど…」

それを聞いておっさんと葵が驚いた。
伯父「おいおい何言ってんだ?お前らあの棒を動かしたんだろ?だったら下半身を見てるはずだ。」

葵「あなた方の前に現われた彼女は、下半身がなかったのですか?では、腕は何本でしたか?」

「腕は六本でした。左右三本ずつです。でも、下半身はありませんでした。」オレとAは互いに確認しながらそう答えた。
すると急におっさんがまた身を乗り出し、オレ達に詰め寄ってきた。

伯父「間違いねえのか?ほんとに下半身を見てねえんだな?」
オレ「は、はい…」

おっさんは再びBのお母さんに顔を向け、ニコッとして言った。
伯父「お母さん、何とかなるかもしれん。」
おっさんの言葉にBのお母さんもオレ達も、息を呑んで注目した。
二人は言葉の意味を説明してくれた。

葵「巫女の怨念を浴びてしまう行動は、二つあります。
やってはならないのは、巫女を表すあの形を変えてしまう事。
見てはならないのは、その形が表している巫女の姿です。」

伯父「実際には棒を動かした時点で終わりだ。必然的に巫女の姿を見ちまう事になるからな。
だが、どういうわけかお前らはそれを見てない。動かした本人以外も同じ姿で見えるはずだから、お前らが見てないならあの子も見てないだろう。」

オレ「見てない、っていうのはどういう意味なんですか?オレ達が見たのは…」

葵「巫女本人である事には変わりありません。ですが、かんかんだらではないのです。あなた方の命を奪う意志がなかったのでしょうね。
かんかんだらではなく、巫女として現われた。その夜の事は、彼女にとってはお遊戯だったのでしょう。」

巫女とかんかんだらは同一の存在であり、別々の存在でもある…?という事らしい。

伯父「かんかんだらが出てきてないなら、今あの子を襲ってるのは葵が言うようにお遊び程度のもんだろうな。わしらに任せてもらえれば、長期間にはなるが何とかしてやれるだろう。」

緊迫していた空気が初めて和らいだ気がした。Bが助かるとわかっただけで充分だったし、この時のBのお母さんの表情は本当に凄かった。この何日かでどれだけBを心配していたか、その不安とかが一気にほぐれたような、そういう笑顔だった。

それを見ておっさんと葵も雰囲気が和らぎ、急に普通の人みたいになった。
伯父「あの子は正式にわしらで引き受けますわ。お母さんには後で説明させてもらいます。お前ら二人は、一応葵に祓ってもらってから帰れ。今後は怖いもの知らずもほどほどにしとけよ。」



この後Bに関して少し話したのち、お母さんは残り、オレ達はお祓いしてもらってから帰った。
この家の決まりだそうで、Bには会わせてもらえず、どんな事をしたのかもわからなかった。転校扱いだったのか在籍してたのかは知らんが、これ以来一度も見てない。
まぁ死んだとか言うことはなく、すっかり更正して今はちゃんとどこかで生活してるそうだ。

ちなみにBの親父は一連の騒動に一度たりとも顔を出してこなかった。どういうつもりか知らんが。

オレとAもわりとすぐ落ち着いた。理由はいろいろあったが、一番大きかったのはやっぱりBのお母さんの姿だった。ちょっとした後日談もあって、たぶん一番大変だったはずだ。
母親ってのがどんなもんか、考えさせられた気がした。それにこれ以来うちもAんとこも、親の方から少しづつ接してくれるようになった。そういうのもあって、自然とバカはやらなくなったな。


一応他にわかった事としては、
特定の日に集まってた巫女さんは相談役になった家の人。かんかんだらは、危険だと重々認識されていながらある種の神に似た存在にされてる。
大蛇が山だか森だかの神だったらしい。それで年に一回、神楽を舞ったり祝詞を奏上したりするんだと。

あと、オレ達が森に入ってから音が聞こえてたのは、かんかんだらは柵の中で放し飼いみたいになってるかららしい。でも六角形と箱のあれが封印みたいになってるらしく、棒の形や六角形を崩したりしなければ姿を見せる事はほとんどないそうだ。

供養場所は何らかの法則によって、山や森の中の限定された一部分が指定されるらしく、入念に細かい数字まで出して範囲を決めるらしい。基本的にその区域からは出られないらしいが、柵などで囲んでる場合はオレ達が見たみたいに外側に張りついてくる事もある。

わかったのはこれぐらい。

オレ達の住んでるとこからはもう移されたっぽい。二度と行きたくないから確かめてないけど、一年近く経ってから柵の撤去が始まったから、たぶん今は別の場所にいるんだろな。







おわり。




ネットのあちこちに貼られている話ですが出典不明。

日本には古来から災害や凶事を起こす存在を手厚く祭りあげ、鎮めることによって恩恵や平安を授かろうとする「たたり神」という信仰があります。
そしてそれらの多くは土地と深く結びついているものです。

以前紹介した「コトリバコ」も、村人が防衛手段として自分たちの手で呪物を作り上げ、その代償として何代にも渡って土地に縛られるというものでした。
「かんかんだら」も恐怖とうしろめたさから生まれた同じ経緯の呪物と言えるのでしょうね。

「かんかんだら」の真偽はともかく、幸福を与える神様も元をたどれば災害や凶事を与える存在だった、というのは日本ではよくあることです。

こういう話を聞いたことがあります。

人生において「辛い」のは当たり前のことで、「幸せ」は「辛いこと」がない状態、つまり平穏無事であることが「幸せ」であり、ことさら喜ばしいことが「幸せ」というわけではない。

「たたり神」は、災害、いくさ、飢饉、圧政と辛いことが多かった時代、贅沢な望みではなく「せめて平穏無事であってほしい」という切なる願いが生んだ信仰だったのかもしれません。




さわらぬかみにたたりなし:★★★★☆

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by kero-tama | 2011-09-16 05:45
【怖い話】かんかんだら3-異常
1:発端 2:異形 3:異常 4:由来

そのままオレ達は車に乗せられ、すでに三時をまわっていたにも関わらず、行事の時とかに使われる集会所に連れてかれた。
中に入ると、うちは母親と姉貴が、Aは親父、Bはお母さんが来ていた。Bのお母さんはともかく、ろくに会話した事すらなかったうちの母親まで泣いてて、Aもこの時の親父の表情は普段見た事ないようなもんだったらしい。

B母「みんな無事だったんだね…!よかった…!」
Bのお母さんとは違い、オレは母親に殴られAも親父に殴られた。だが、今まで聞いた事ない暖かい言葉をかけられた。

しばらくそれぞれが家族と接したところで、Bのお母さんが話した。

B母「ごめんなさい。今回の事はうちの主人、ひいては私の責任です。本当に申し訳ありませんでした…!本当に…」と何度も頭を下げた。
よその家とはいえ、子供の前で親がそんな姿をさらしているのは、やっぱり嫌な気分だった。

A父「もういいだろう奥さん。こうしてみんな無事だったんだから。」

オレ母「そうよ。あなたのせいじゃない。」

この後ほとんど親同士で話が進められ、オレ達はぽかんとしてた。
時間が遅かったのもあって、無事を確認しあって終わり…って感じだった。この時は何の説明もないまま解散したわ。


一夜明けた次の日の昼頃、オレは姉貴に叩き起こされた。目を覚ますと、昨夜の続きかというぐらい姉貴の表情が強ばっていた。

オレ「なんだよ?」
姉貴「Bのお母さんから電話。やばい事になってるよ。」

受話器を受け取り電話に出ると、凄い剣幕で叫んできた。

B母「Bが…Bがおかしいのよ!昨夜あそこで何したの!?柵の先へ行っただけじゃなかったの!?」

とても会話になるような雰囲気じゃなく、いったん電話を切ってオレはBの家へ向かった。同じ電話を受けたらしくAも来ていて、二人でBのお母さんに話を聞いた。

話によると、Bは昨夜家に帰ってから急に両手両足が痛いと叫びだした。痛くて動かせないという事なのか、両手両足をぴんと伸ばした状態で倒れ、その体勢で痛い痛いとのたうちまわったらしい。
お母さんが何とか対応しようとするも、いてぇよぉと叫ぶばかりで意味がわからない。必死で部屋までは運べたが、ずっとそれが続いてるのでオレ達はどうなのかと思い電話してきたという事だった。

話を聞いてすぐBの部屋へ向かうと、階段からでも叫んでいるのが聞こえた。いてぇいてぇよぉ!と繰り返している。
部屋に入ると、やはり手足はぴんと伸びたまま、のたうちまわっていた。

オレ「おい!どうした!」
A「しっかりしろ!どうしたんだよ!」
オレ達が呼び掛けてもいてぇよぉと叫ぶだけで目線すら合わせない。

どうなってんだ…オレとAは何が何だかさっぱりわからなかった。一度お母さんのとこに戻ると、さっきとはうってかわって静かな口調で聞かれた。

B母「あそこで何をしたのか話してちょうだい。それで全部わかるの。昨夜あそこで何をしたの?」

何を聞きたがっているのかはもちろんわかってたが、答えるためにあれをまた思い出さなきゃいけないのが苦痛となり、うまく伝えられなかった。
というか、あれを見たっていうのが大部分を占めてしまってたせいで、何が原因かってのがすっかり置いてきぼりになってしまっていた。
何を見たかでなく何をしたかと尋ねるBのお母さんは、それを指摘しているようだった。

Bのお母さんに言われ、オレ達は何とか昨夜の事を思い出し、原因を探った。
何を見たか?なら、オレ達も今のBと同じ目にあってるはず。だが何をしたか?でも、あれに対してほとんど同じ行動だったはずだ。
箱だってオレ達も触ったし、ペットボトルみたいなのも一応オレ達も触わってる。後は…楊枝…

二人とも気付いた。楊枝だ。あれにはBしか触ってないし、形もずらしちゃってる。しかも元に戻してない。オレ達はそれをBのお母さんに伝えた。
すると、みるみる表情が変わり震えだした。そしてすぐさま棚の引き出しから何かの紙を取出し、それを見ながらどこかに電話をかけた。オレとAは様子を見守るしかなかった。

しばらくどこかと電話で話した後、戻ってきたBのお母さんは震える声でオレ達に言った。

B母「あちらに伺う形ならすぐにお会いしてくださるそうだから、今すぐ帰って用意しておいてちょうだい。あなた達のご両親には私から話しておくわ。何も言わなくても準備してくれると思うから。明後日またうちに来てちょうだい。」

意味不明だった。誰に会いにどこへ行くって?説明を求めてもはぐらかされ、すぐに帰らされた。一応二人とも真っすぐ家に帰ってみると、何を聞かれるでもなく「必ず行ってきなさい」とだけ言われた。


意味がまったくわからんまま、二日後にオレとAはBのお母さんと三人で、ある場所へ向かった。Bは前日にすでに連れていかれたらしい。
ちょっと遠いのかな…ぐらいだと思ってたが、町どころか県さえ違う。
新幹線で数時間かけて、さらに駅から車で数時間。絵に書いたような深い山奥の村まで連れてかれた。

その村のまたさらに外れの方、ある屋敷にオレ達は案内された。
でかくて古いお屋敷で、離れや蔵なんかもあるすごい立派なもんだった。Bのお母さんが呼び鈴を鳴らすと、おっさんと女の子がオレ達を出迎えた。

おっさんの方はその筋みたいなガラ悪い感じで、スーツ姿。
女の子はオレ達より少し年上ぐらいで、白装束に赤い袴、いわゆる巫女さんの姿だった。

挨拶では、どうやら巫女さんの伯父らしいおっさんは普通によくある名字を名乗ったんだが、巫女さんは「あおいかんじょ」?(オレはこう聞こえた)とかいうよくわからない名を名乗ってた。
名乗ると言っても、一般的な認識とは全く違うものらしい。よくわからんが、ようするに彼女の家の素性は一切知る事が出来ないって事みたい。

実際オレ達はその家や彼女達について何も知らないけど、とりあえずここでは見やすいように葵って書くわ。

だだっ広い座敷に案内され、わけもわからんまま、ものものしい雰囲気で話が始まった。

伯父「息子さんは今安静にさせてますわ。この子らが一緒にいた子ですか?」

B母「はい。この三人であの場所へ行ったようなんです。」

伯父「そうですか。君ら、わしらに話してもらえるか?どこに行った、何をした、何を見た、出来るだけ詳しくな。」

突然話を振られて戸惑ったが、オレとAは何とか詳しくその夜の出来事をおっさん達に話した。
ところが、楊枝のくだりで
「コラ、今何つった?」といきなりドスの効いた声で言われ、オレ達はますます状況が飲み込めず混乱してしまった。

A「は、はい?」

伯父「おめぇら、まさかあれを動かしたんじゃねえだろうな!?」
身を乗り出し今にも掴み掛かってきそうな勢いで怒鳴られた。
すると葵がそれを制止し、蚊の泣くようなか細い声で話しだした。

葵「箱の中央…小さな棒のようなものが、ある形を表すように置かれていたはずです。それに触れましたか?触れた事によって、少しでも形を変えてしまいましたか?」

オレ「はぁあの、動かしてしまいました。形もずれちゃってたと思います。」

葵「形を変えてしまったのはどなたか、覚えてらっしゃいますか?触ったかどうかではありません。形を変えたかどうかです。」

オレとAは顔を見合わせ、Bだと告げた。

すると、おっさんは身を引いてため息をつき、Bのお母さんに言った。
伯父「お母さん、残念ですがね、息子さんはもうどうにもならんでしょう。わしは詳しく聞いてなかったが、あの症状なら他の原因も考えられる。まさかあれを動かしてたとは思わなかったんでね。」

「そんな…」
それ以上の言葉もあったんだろうが、Bのお母さんは言葉を飲み込んだような感じで、しばらく俯いてた。
口には出せなかったが、オレ達も同じ気持ちだった。Bはもうどうにもならんってどういう意味だ?一体何の話をしてんだ?
そう問いたくても、声に出来なかった。

オレ達三人の様子を見て、おっさんはため息混じりに話しだした。
ここでようやく、オレ達が見たものに関する話がされた。







つづく
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by kero-tama | 2011-09-15 01:36
【怖い話】かんかんだら2-異形
1:発端 2:異形 3:異常 4:由来

三人とも見るのは初めてだったんだが、想像以上のものだった。同時にそれまでなかったある考えが頭に過ってしまった。
普段は霊などバカにしてるオレ達から見ても、その先にあるのが現実的なものでない事を示唆しているとしか思えない。それも半端じゃなくやばいものが。
まさか、そういう意味でいわくつきの場所なのか…?森へ入ってから初めて、今オレ達はやばい場所にいるんじゃないかと思い始めた。

A「おい、これぶち破って奥行けってのか?誰が見ても普通じゃねえだろこれ!」

B「うるせえな、こんなんでビビってんじゃねえよ!」

柵の異常な様子に怯んでいたオレとAを怒鳴り、Bは持ってきた道具あれこれで柵をぶち壊し始めた。破壊音よりも、鳴り響く無数の鈴の音が凄かった。

しかしここまでとは想像してなかったため、持参した道具じゃ貧弱すぎた。
というか、不自然なほどに頑丈だったんだ。特殊な素材でも使ってんのかってぐらい、びくともしなかった。
結局よじのぼるしかなかったんだが、綱のおかげで上るのはわりと簡単だった。

だが柵を越えた途端、激しい違和感を覚えた。閉塞感と言うのかな、檻に閉じ込められたような息苦しさを感じた。AとBも同じだったみたいで踏み出すのを躊躇したんだが、柵を越えてしまったからにはもう行くしかなかった。

先へ進むべく歩きだしてすぐ、三人とも気付いた。ずっと付きまとってた音が、柵を越えてからバッタリ聞こえなくなった事に。
正直そんなんもうどうでもいいとさえ思えるほど嫌な空気だったが、Aが放った言葉でさらに嫌な空気が増した。

A「もしかしてさぁ、そいつ…ずっとここにいたんじゃねえか?この柵、こっから見える分だけでも出入口みたいなのはないしさ、それで近付けなかったんじゃ…」

B「んなわけねえだろ。オレ達が音の動きに気付いた場所ですらこっからじゃもう見えねえんだぞ?それなのに入った時点からオレ達の様子がわかるわけねえだろ。」

普通に考えればBの言葉が正しかった。禁止区域と森の入り口はかなり離れてる。時間にして四十分ほどと書いたが、オレ達だってちんたら歩いてたわけじゃないし、距離にしたらそれなりの数字にはなる。
だが、現実のものじゃないかも…という考えが過ってしまった事で、Aの言葉を頭では否定できなかった。柵を見てから絶対やばいと感じ始めていたオレとAを尻目に、Bだけが俄然強気だった。
B「霊だか何だか知らねえけどよ、お前の言うとおりだとしたら、そいつはこの柵から出られねえって事だろ?そんなやつ大したことねえよ。」

そう言って奧へ進んでいった。

柵を越えてから二、三十分歩き、うっすらと反対側の柵が見え始めたところで、不思議なものを見つけた。


特定の六本の木に注連縄が張られ、その六本の木を六本の縄で括り、六角形の空間がつくられていた。柵にかかってるのとは別の、正式なものっぽい紙垂もかけられてた。
そして、その中央に賽銭箱みたいなのがポツンと置いてあった。

目にした瞬間は、三人とも言葉が出なかった。特にオレとAは、マジでやばい事になってきたと焦ってさえいた。
バカなオレ達でも、注連縄が通常どんな場で何のために用いられてるものか、何となくは知ってる。そういう意味でも、ここを立入禁止にしているのは間違いなく目の前のこの光景のためだ。オレ達はとうとう、来るとこまで来てしまったわけだ。

オレ「お前の親父が言ってたの、たぶんこれの事だろ。」

A「暴れるとか無理。明らかにやばいだろ。」

だが、Bは強気な姿勢を崩さなかった。

B「別に悪いもんとは限らねえだろ。とりあえずあの箱見て見ようぜ!宝でも入ってっかもな。」

Bは縄をくぐって六角形の中に入り、箱に近づいてった。オレとAは箱よりもBが何をしでかすかが不安だったが、とりあえずBに続いた。

野晒しで雨とかにやられたせいか、箱はサビだらけだった。上部は蓋になってて、網目で中が見える。だが、蓋の下にまた板が敷かれていて結局見れない。

さらに箱にはチョークか何かで凄いのが書いてあった。
たぶん家紋?的な意味合いのものだと思うんだが、前後左右それぞれの面にいくつも紋所みたいなのが書き込まれてて、しかも全部違うやつ。ダブってるのは一個もなかった。

オレとAは極力触らないようにし、構わず触るBにも乱暴にはしないよう注意させながら箱を調べてみた。
どうやら地面に底を直接固定してあるらしく、大して重さは感じないのに持ち上がらなかった。中身をどうやって見るのかと隅々までチェックすると、後ろの面だけ外れるようになってるのに気付いた。
B「おっ、ここだけ外れるぞ!中見れるぜ!」

Bが箱の一面を取り外し、オレとAもBの後ろから中を覗き込んだ。

箱の中には四隅にペットボトルのような形の壺?が置かれてて、その中には何か液体が入ってた。
箱の中央に、先端が赤く塗られた五センチぐらいの楊枝みたいなのが、変な形で置かれてた。

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こんな形で六本。接する四ヶ所だけ赤く塗られてる。

オレ「なんだこれ?爪楊枝か?」

A「おい、ペットボトルみてえなの中に何か入ってるぜ。気持ちわりいな。」

B「ここまで来てペットボトルと爪楊枝かよ。意味わかんねえ。」
オレとAはぺットボトルみたいな壺を少し触ってみたぐらいだったが、Bは手に取って匂いを嗅いだりした。
元に戻すと今度は/\/\>を触ろうと手を伸ばす。
ところが、汗をかいていたのか指先に一瞬くっつき、そのせいで離すときに形がずれてしまった。


その一瞬
チリンチリリン!!チリンチリン!!
オレ達が来た方とは反対、六角形地点のさらに奧にうっすらと見えている柵の方から、物凄い勢いで鈴の音が鳴った。さすがに三人ともうわっと声を上げてビビり、一斉に顔を見合わせた。

B「誰だちくしょう!ふざけんなよ!」
Bはその方向へ走りだした。

オレ「バカ、そっち行くな!」
A「おいB!やばいって!」

慌てて後を追おうと身構えると、Bは突然立ち止まり、前方に懐中電灯を向けたまま動かなくなった。
「何だよ、フリかよ~」とオレとAがホッとして急いで近付いてくと、Bの体が小刻みに震えだした。
「お、おい、どうした…?」言いながら無意識に照らされた先を見た。


Bの懐中電灯は、立ち並ぶ木々の中の一本、その根元のあたりを照らしていた。
その陰から、女の顔がこちらを覗いていた。
ひょこっと顔半分だけ出して、眩しがる様子もなくオレ達を眺めていた。
上下の歯をむき出しにするようにい~っと口を開け、目は据わっていた。

「うわぁぁぁぁぁ!!」
誰のものかわからない悲鳴と同時に、オレ達は一斉に振り返り走った。頭は真っ白で、体が勝手に最善の行動をとったような感じだった。互いを見合わす余裕もなく、それぞれが必死で柵へ向かった。

柵が見えると一気に飛び掛かり、急いでよじのぼる。上まで来たらまた一気に飛び降り、すぐに入り口へ戻ろうとした。
だが、混乱しているのかAが上手く柵を上れずなかなかこっちに来ない。

オレ「A!早く!!」
B「おい!早くしろ!!」

Aを待ちながらオレとBはどうすりゃいいかわからなかった。

オレ「何だよあれ!?何なんだよ!?」
B「知らねえよ黙れ!!」
完全にパニック状態だった。


その時
チリリン!!チリンチリン!!
凄まじい大音量で鈴の音が鳴り響き、柵が揺れだした。
何だ…!?どこからだ…!?オレとBはパニック状態になりながらも周囲を確認した。
入り口とは逆、山へ向かう方角から鳴り響き、近づいているのか音と柵の揺れがどんどん激しくなってくる。

オレ「やばいやばい!」
B「まだかよ!早くしろ!!」

オレ達の言葉が余計にAを混乱させていたのはわかってたが、急かさないわけにはいかなかった。
Aは無我夢中に必死で柵をよじのぼった。


Aがようやく上りきろうかというその時、オレとBの視線はそこになかった。がたがたと震え、体中から汗が噴き出し、声を出せなくなった。
それに気付いたAも、柵の上からオレ達が見ている方向を見た。


山への方角にずらっと続く柵を伝った先、しかもこっち側にあいつが張りついていた。
顔だけかと思ったそれは、裸で上半身のみ、右腕左腕が三本ずつあった。
それらで器用に綱と有刺鉄線を掴んでい~っと口を開けたまま、巣を渡る蜘蛛のようにこちらへ向かってきていた。

とてつもない恐怖

「うわぁぁぁぁ!!」
Aがとっさに上から飛び降り、オレとBに倒れこんできた。それではっとしたオレ達はすぐにAを起こし、一気に入り口へ走った。
後ろは見れない。前だけを見据え、ひたすら必死で走った。
全力で走れば三十分もかからないだろうに、何時間も走ったような気分だった。


入り口が見えてくると、何やら人影も見えた。おい、まさか…三人とも急停止し、息を呑んで人影を確認した。
誰だかわからないが何人かが集まってる。あいつじゃない。そう確認できた途端に再び走りだし、その人達の中に飛び込んだ。

「おい!出てきたぞ!」
「まさか…本当にあの柵の先に行ってたのか!?」
「おーい!急いで奥さんに知らせろ!」

集まっていた人達はざわざわとした様子で、オレ達に駆け寄ってきた。何て話しかけられたか、すぐにはわからないぐらい、三人とも頭が真っ白で放心状態だった。







つづく
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by kero-tama | 2011-09-14 08:38
【怖い話】かんかんだら1-発端
1:発端 2:異形 3:異常 4:由来

小中学の頃は田舎もんで世間知らずで、特に仲の良かったA、Bと三人で毎日バカやって荒れた生活してたんだわ。


オレとAは家族にもまるっきり見放されてたんだが、Bはお母さんだけは必ず構ってくれてた。あくまで厳しい態度でだけど、何だかんだ言ってBのためにいろいろと動いてくれてた。

そのB母子が中三のある時、かなりキツい喧嘩になった。内容は言わなかったが、精神的にお母さんを痛め付けたらしい。

お母さんをズタボロに傷つけてたら、親父が帰ってきた。一目で状況を察した親父はBを無視して黙ったまんまお母さんに近づいていった。
服とか髪とかボロボロなうえに、死んだ魚みたいな目で床を茫然と見つめてるお母さんを見て、親父はBに話した。

B父「お前、ここまで人を踏み躙れるような人間になっちまったんだな。母さんがどれだけお前を想ってるか、なんでわからないんだ。」
親父はBを見ず、お母さんを抱き締めながら話してたそうだ。
B「うるせえよ。てめえは殺してやろうか?あ?」
Bは全く話を聞く気がなかった。

だが親父は何ら反応する様子もなく、淡々と話を続けたらしい。
B父「お前、自分には怖いものなんか何もないと、そう思ってるのか。」

B「ねえな。あるなら見せてもらいてえもんだぜ。」
親父は少し黙った後、話した。

B父「お前はオレの息子だ。母さんがお前をどれだけ心配してるかもよくわかってる。だがな、お前が母さんに対してこうやって踏み躙る事しか出来ないなら、オレにも考えがある。これは父としてでなく、一人の人間、他人として話す。先にはっきり言っておくがオレがこれを話すのは、お前が死んでも構わんと覚悟した証拠だ。それでいいなら聞け。」

その言葉に何か凄まじい気迫みたいなものを感じたらしいが、いいから話してみろ!と煽った。

B父「森の中で立入禁止になってる場所知ってるよな。あそこに入って奥へ進んでみろ。後は行けばわかる。そこで今みたいに暴れてみろよ。出来るもんならな。」

親父が言う森ってのは、オレ達が住んでるとこに小規模の山があって、そのふもとにある場所。樹海みたいなもんかな。山自体は普通に入れるし、森全体も普通なんだが、中に入ってくと途中で立入禁止になってる区域がある。
言ってみれば四角の中に小さい円を書いてその円の中は入るな、ってのと同じできわめて部分的。

二メートル近い高さの柵で囲まれ、柵には太い綱と有刺鉄線、柵全体にはが連なった白い紙がからまってて(独自の紙垂みたいな)、大小いろんな鈴が無数についてる。変に部分的なせいで柵自体の並びも歪だし、とにかく尋常じゃないの一言に尽きる。

あと、特定の日に巫女さんが入り口に数人集まってるのを見かけるんだが、その日は付近一帯が立入禁止になるため何してんのかは謎だった。
いろんな噂が飛び交ってたが、カルト教団の洗脳施設がある…ってのが一番広まってた噂。そもそもその地点まで行くのが面倒だから、その奥まで行ったって話はほとんどなかったな。

親父はBの返事を待たずにお母さんを連れて2階に上がってった。Bはそのまま家を出て、待ち合わせてたオレとAと合流。そこでオレ達も話を聞いた。

A「父親がそこまで言うなんて相当だな。」

オレ「噂じゃカルト教団のアジトだっけ。捕まって洗脳されちまえって事かね。怖いっちゃ怖いが…どうすんだ?行くのか?」

B「行くに決まってんだろ。どうせ親父のハッタリだ。」

面白半分でオレとAもついていき、三人でそこへ向かう事になった。あれこれ道具を用意して、時間は夜中の一時過ぎぐらいだったかな。


意気揚揚と現場に到着し、持ってきた懐中電灯で前を照らしながら森へ入っていった。軽装でも進んで行けるような道だし、オレ達はいつも地下足袋だったんで歩きやすかったが、問題の地点へは四十分近くは歩かないといけない。

ところが、入って五分もしないうちにおかしな事になった。
オレ達が入って歩きだしたのとほぼ同じタイミングで、何か音が遠くから聞こえ始めた。夜の静けさがやたらとその音を強調させる。最初に気付いたのはBだった。

B「おい、何か聞こえねぇか?」

Bの言葉で耳をすませてみると、確かに聞こえた。落ち葉を引きずるカサカサ…という音と、枝がパキッ…パキッ…と折れる音。それが遠くの方から微かに聞こえてきている。

遠くから微かに…というせいもあって、さほど恐怖は感じなかった。人って考える前に動物ぐらいいるだろ、そんな思いもあり構わず進んでいった。
動物だと考えてから気にしなくなったが、そのまま二十分ぐらい進んできたところでまたBが何か気付き、オレとAの足を止めた。

B「A、お前だけちょっと歩いてみてくれ。」

A「?…何でだよ。」

B「いいから早く」

Aが不思議そうに一人で前へ歩いていき、またこっちへ戻ってくる。それを見て、Bは考え込むような表情になった。

A「おい、何なんだよ?」
オレ「説明しろ!」

オレ達がそう言うと
Bは「静かにしてよ~く聞いててみ」と、Aにさせたように一人で前へ歩いていき、またこっちに戻ってきた。二、三度繰り返してようやくオレ達も気付いた。

遠くから微かに聞こえてきている音は、オレ達の動きに合わせていた。オレ達が歩きだせばその音も歩きだし、オレ達が立ち止まると音も止まる。まるでこっちの様子がわかっているようだった。

何かひんやりした空気を感じずにはいられなかった。
周囲にオレ達が持つ以外の光はない。月は出てるが、木々に遮られほとんど意味はなかった。
懐中電灯つけてんだから、こっちの位置がわかるのは不思議じゃない…だが一緒に歩いてるオレ達でさえ、互いの姿を確認するのに目を凝らさなきゃいけない暗さだ。

そんな暗闇で光もなしに何してる?
なぜオレ達と同じように動いてんだ?

B「ふざけんなよ。誰かオレ達を尾けてやがんのか?」

A「近づかれてる気配はないよな。向こうはさっきからずっと同じぐらいの位置だし。」

Aが言うように森に入ってからここまでの二十分ほど、オレ達とその音との距離は一向に変わってなかった。近づいてくるわけでも遠ざかるわけでもない。終始、同じ距離を保ったままだった。

オレ「監視されてんのかな?」

A「そんな感じだよな…カルト教団とかなら何か変な装置とか持ってそうだしよ。」

音から察すると、複数ではなく一人がずっとオレ達にくっついてるような感じだった。しばらく足を止めて考え、下手に正体を探ろうとするのは危険と判断し、一応あたりを警戒しつつそのまま先へ進む事にした。


それからずっと音に付きまとわれながら進んでたが、やっと柵が見えてくると、音なんかどうでもよくなった。
音以上にその柵の様子の方が意味不明だったからだ。






つづく
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by kero-tama | 2011-09-13 23:59
【怖い話】行き交う人々
地下鉄を降り、地上に出ると結構な雨。
行き交う多くの人の間を縫うように歩いているといきなり肩を掴まれた。
驚いて振り返るとそこにはタクシーの運転手が。
険しい形相の彼は私の肩を掴んだまま、無言でタクシーに押し込もうとするではないか。
わけのわからぬまま無理矢理乗車させられ、急発進するタクシー。我に返り、抗議しようとした私に運転手が青ざめた顔で言った。
「無茶してすまなんだけど、誰もいない道で何かを避けるように歩いていたあんたを見て『助けなあかん!』と思たんや! あんた、危ないとこやったんや!」

…「大阪市営地下鉄千日前線」。昭和47年5月13日に117名が犠牲になった「千日デパート火災」の現場のすぐ近くであった。


同様の話は「ホテルニュージャパン」跡地や、東京大空襲で多くの犠牲者を出した墨田区界隈でも語られることがある。





ネットで見かけた話。

気づかずに大勢の幽霊に囲まれていたなんて怖すぎる。
けど一番恐怖を感じたのは、それを見つけたタクシーのおっちゃんだと思う。
死んでもそれに気づかない、または気づかないふりをして生きていたときと同じように日常を繰り返そうとする幽霊もいるんだとか。

街を行き交う大勢の人たちの中に、死者が自然に紛れ込んでいるかもしれないと思うと…。

自分の死を認められない:★★★★☆

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by kero-tama | 2011-09-02 18:23
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