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【謎怖】降りなければよかった
とある家族がバスで実家のある田舎へと向かっていた。
しかし山道にさしかかる手前で、子供が「お腹が空いた」とダダをこね始めた。
目的地まではまだあるが、しばらくは山道が続き、食事をとれる場所はない。
家族は仕方なく途中のバス停で下車した。
田舎道にバスはそうそう来ない。
家族は食事を済ませても、食堂で次のバスがくるのをぼんやりと待たなければならなかった。

すると、にわかに食堂の前の道路が騒然としてきた。
どうやらサイレンを鳴らした緊急車両が数台まとまって過ぎ去ったらしい。
何事かと見送っていると、食堂のテレビにニュース速報が流れた。


  ○○地区において落石事故が発生しました。
  対向車線を運転していたドライバーの目撃証言によると、
  麓から△△方面へ向かうバスに大岩が直撃し、谷底へ転落した模様です。
  乗客の安否はまだ判っておりません。
  ○○地区は現在交通規制されており…


それはさっきまで家族が乗っていたバスに違いなかった。
もしあのバスに乗っていたら…
父親と子供は想像してぞっとした。
しかし母親だけはこうつぶやいた。


 「 … バ ス を 降 り な け れ ば 良 か っ た 」 


父親は一瞬「馬鹿なことを言うんじゃない!」と言いかけて言葉を飲み、母親の真意を汲んで「いや、そうだな…」とうなだれた。







解説はこちら。
















家族が途中下車でバスを停めなければ落石はバスが過ぎ去った後に起こったはずで、バスの乗客は助かったと考えたから。

中には、この家族は心中するつもりで、田舎の祖父母や親類へ最後の顔見せをする予定だった、という答えや、「バスを降りなければ…(自分たちも事故に巻き込まれたに違いない。助かって)よかった」と安堵した言葉だ、という答えもありました。


元ネタはネットでよく見かける、意味がわからないと怖い話。
どれも大筋は「家族が下車したことで発生したタイムラグのせいでその先バスが落石や土砂崩れなどの被害に遭う」というもので、辻褄が合うように脚色してみました。

ちなみに、この都市伝説の元となった事故はおそらく これ ではないかと…。


真意が分からないとぞっとする話:★★★★☆

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by kero-tama | 2010-08-16 20:09
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